貧乏農家の野望

貧乏農家と平社員の二つの顔を持つ男の野望へ向かって突き進めればいいなぁ。という日記です。ブログ初心者なので、最初は週一ペースで頑張ります。

雪と農家

今年の雪は積もるのも早いですね。
例年の雪だと少し降ったら消えるを繰り返して、本格的に降り始めるのは12月に入ってからになるのですが……。想定外でした。
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ふと、何気無く「青森 雪」と検索してみたら気になる記事がありました。
「世界で最も雪の積もる都市ランキング」青森市が堂々の1位だったのです!
これには、自分もビックリしました。
ただ……。
(あまり嬉しくないランキングだな。)

札幌市も2位にランクインしていました。
最近は、暖冬の影響かそこまで降っているイメージは無かった分、この記事を見た時の衝撃は大きかったです。
気になる方は是非、検索して見てください。


さて、実は農家にとって雪が降る、降らないというのも結構関係があります。

それは、雪害です。
家は主にリンゴ農家ですので、リンゴの影響を紹介します。

1.雪が降りすぎる事で、リンゴの木が折れる。
雪の重みで建物が潰される事がありますがリンゴの木も、それと同じです。折れた箇所には専用の塗布剤を塗って応急処置をしましょう。

2.雪解けが遅れる。気温が低い日が続く。
リンゴの花の開花が遅れて、成長に影響がでます。
結果的に、成長出来ない小さなリンゴが多くなります。

3.雪解けが早い。気温が高い日が続く。
気温が高いと地中にいる菌が活発になり黒星病等のリンゴの病気になる原因に繋がる。2016年は多くの農家がこれに苦しめられました。

結果、降りすぎてもダメ。降らなすぎてもダメ。って事ですね。

ただ、これはあくまでも過去にあった事例で、その後、春先の天候で持ち直したりもするので一概に必ずそうなるとは言えないんですね。
自分が父から毎日の様に言われてきた言葉が、
「農家は先が予想できない。博打と一緒だ。」
です。
これは、その年の農産物の売上だけでは無く。
天候に左右されやすいため、育ててる際の見通しが付かないという意味でもあるんですね。

確かに、農家を続ける上で大事な事は自然との共存ですから、なかなか上手くいかない事も沢山あります。



しかしそんな農家ですが、メリットもあります。

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その一つとして、自然に触れる事で精神的に癒される事ですね。

今朝、久しぶりに畑に行きました。
川の音と小鳥の囀ずり。それ以外には何も聞こえません。静かでした。
周りには誰もいない静かな場所で大きく深呼吸。
そうすることで体がリラックスでき、ストレスも解消された気がします。

精神的に疲れた時は是非、近場にある自然に触れてみて下さい。

ただ、くれぐれも野生の動物には気をつけて下さい。本当に危険ですから。

今週もお疲れさまでした。